雷様剣士ダイジ!
とちぎテレビ(とちテレ)の「県民ヒーロー番組」、【雷様(らいさま)剣士ダイジ】。
栃木の平和と名産品を守るため、悪の権化「鬼怒乱(きどら)」と、その手下「ひょごる三人衆」に立ち向かう栃木弁の正義のヒーロー「ダイジ」。
普通のヒーロー戦士と違って、ダイジは決して敵を成敗しません。ダイジは敵の改心のために剣(ライトニング・ソード「陽明丸」)をふるいます。「おめぇら、そこまでだ!」「もう、悪りぃ事すんぢゃねぇぞ」。
栃木県は雷の名所。県都・宇都宮市は「雷都(らいと)」と冠称されます。地元のプロ自転車チーム「宇都宮ブリッツェン」の名前の由来は、ドイツ語の「稲妻」。
栃木では昔から雷(かみなり、神鳴り)を神様と同格化して「様」を付け、「雷様(らいさま)」と呼んでいます。「雷様が来る」「雷様が来た」等々は、「ダイジ(大丈夫)」と同じく日常会話です。
そのダイジも時々「ちっと、ハラ減った…」と言って弱くなり窮地に陥ることも有りますが、そこで地元の特産品を「それ、よばれっかな」(いただくかな)と地産地消。「ん〜、こでらんね!」(こたえられない美味しさ)とガッツポーズで復活します。
ダイジが来たから、もうダイジだ!