とんちんかん会話集







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スーパーフルーツトマト

糖度9度+の極甘スーパーフルーツトマト

いこう


    システムにトラブルが発生し・・・

    「原因は?」
    「切替え移行の問題です」
    「切替え以降?」
    「はい」
    「切替え前に問題は無かったのか」
    「残念ですが、有ったことが判りました」
    「それじゃなぜ、切替え以降の問題なんだ」
    「だから、切替え移行に問題があったんです」

    こういう時には、クイーンの「♪手を取り合って、このまま行こう〜」を歌いましょう。

いちぶ


    昼休みにビルの屋上で聞いた話ですが・・・

    「ウチの会社、上場を目指すらしいよ」
    「ほんと? ついに」
    「なんでも、10年以内に一部上場を目指すとか」
    「うわ〜」
    「それって、すごいことなの?」
    「あたりまえだよ」
    「初めは『上』の上の『上々』を目指すのかと思ったけど」
    「そういう話じゃないよ」
    「となると、全部上場できるのはいつ頃だろうね」

    ビートルズはアップルの屋上で「♪ゲットバック、ジョジョ」と歌いました。

いった


    どうしてこうもトラブルが多いのかと思いますが・・・

    「ウチの責任じゃないんだろ!」
    「それはたぶん、そうですが…」
    「現場には行ったのか!」
    「まだ、言ってないです」
    「とにかく行って、主張できることは主張しろ!」
    「でも今の状況では、言ったとしても…」

    確かに、いっていったほうがいいと思います。

いる


    トラブル対応というのは管理職の大事な仕事で・・・

    「修正用のCDなんですが」
    「なにしてんだ、要るひとのところにはすぐに配れ!」
    「でも、それぞれちゃんと説明していかないと」
    「そんなの当り前だ」
    「だから、居るひと先というわけには…」
    「なに言ってんだ、とにかくすぐに配れ!」

    いるのにイヌ、という感じです。

うごく


    電話で相談されるとよくあるのですが・・・

    「パソコンが動かなくなっちゃったんですけど」
    「電源は入りましたか」
    「普通の画面までは行ったんですが」
    「マウスは動きますか」
    「マウスは動きます」
    「キーを押すと、何か表示されますか」
    「何も変わりません」
    「でも、マウスは動くんですよね」
    「マウスは動くんですけど、画面の矢印は動きません」

    あ、あのね…、って言いたくなるのは、ぐっとこらえましょう。

おくれる


    またシステムにトラブルが発生し・・・

    「次の定時送信に間に合うのはどのくらいだ」
    「半分くらいだと思います」
    「マッテル工業さんの分は送れるか」
    「マッテル工業さんの分は遅れます」
    「ギリギリ代行さんの分は」
    「ギリギリ代行さんの分は間に合います」
    「とにかく送れそうなものは優先的に送れ」
    「それは現状では無理です」
    「どういうことだ」
    「遅れるものには遅れる理由が…」
    「いいから送れるものはとにかく送れ」

    電話で話していると、よくあります。

おこってる


    またまたシステムにトラブルが発生し・・・

    「部長すみません、ブツブツ物産さんまでお詫びにお願いします」
    「ゲキド商事さんが先じゃないのか」
    「問題はデータ消失です。起こっているほうが先です」
    「ゲキド商事さんは怒ってないのか」
    「起こっていません」

    もちろん、ゲキド商事さんも怒っていました。

おしょくじけん


    廊下で聞いてしまいました。

    「ちょっと、ちょっと」
    「なによ、マジメな顔して」
    「聞いてよ、汚職事件」
    「汚職事件?」
    「なんでも、1万円を10人とか」
    「なにそれ」
    「経理が何かコソコソやってんのよ」
    「ウチでそんなのあるワケないじゃん」
    「でも、確かに聞いたのよ」

    後日、配られたのは、お食事券でした。

かよう


    読み返すと、やんなっちゃうんですが・・・

    「マルマル庁のカクカクさんから電話があってさ」
    「あ〜、あの…」
    「行き先、シカジカ産業に決まったんだって」
    「あ〜、それは、それは」
    「片道1時間半とか言ってたけど」
    「まぁ、今時そのくらいは…」
    「でも実際は、通うだけらしいよ」
    「火曜だけですか!」
    「とにかく、これといった仕事はないみたい」
    「パソコンで仕事してるふりしていればいいとか」
    「だから、通うだけだって」
    「火曜だけなんて、いいですね」

    こう言うのを、他を寄せ付けない会話と言います。

きいてる


    サーバーの負荷が異常に高くなって・・・

    「ロードバランサーを起動しろ」
    「はい」
    「起動したか」
    「はい」
    「変わったか」
    「・・・」
    「どうなんだ」
    「・・・」
    「聞いてるのか!」
    「効いてないです」
    「なんだと」

    ロードバランサーも効かない状況だったようです。

けんしゅう


    年度末なので、お客様にお願いに行きましたが・・・

    「お忙しいところを済みません」
    「忙しいよ」
    「今月納めたシステムのご検収をお願いします」
    「研修?」
    「年度末なので、なんとか、ぜひ」
    「この忙しいのに、か?」
    「そこを、なんとか…」
    「忙しいんだよ」
    「検収日は3月31日でお願いします」
    「そんな日に研修なんか出来るワケないだろ!」

    図画工作用の粘土で、松の置き物でも作って、「粘土松」と称して机の上に飾りましょうか。

げんてん


    お手洗いで聞いた話ですが・・・

    「ウチは減点主義だからなぁ」
    「そそ、原点主義」
    「ちゃんと出来て当り前」
    「ほんと、そうだよ」
    「100点からスタートして、出来ないと引かれてく」
    「というか、最初から座標の(0,0)だよね」
    「失敗するたびに、どんどんマイナス評価だ」

    微妙に成り立っているのが不思議です。

さいこう


    ひそかに自信があったのですが・・・

    「この前の企画書、評価再考で返ってきちゃったよ」
    「最高ですか!」
    「そう…」
    「だって、部長評価でしょ?」
    「専務評価だよ」
    「良かったじゃないですか、最高なら」
    「なに言ってんだよ、ちょっと考え直さないと…」
    「すぐに始めましょうよ」

    やはり、落ち着いて考え直さないと。

しょうじき


    取り替えたパソコンを廃却することになり・・・

    「沌珍館産業さんに頼んで、大丈夫ですか?」
    「なにが?」
    「いろいろ大事なデータが入ってたんですけど…」
    「でも、自分で消したんだろ?」
    「マニアは簡単に復元できるらしいですよ」
    「あそこは消磁器だから、大丈夫だよ」
    「でも、正直だからといって、信用できませんよ」

    この会話も、いずれ消されてしまうのでしょうか。

じょせい


    役場の窓口で・・・

    「この内容だと、助成はちょっと難しいと思います」
    「どうしてですか。むしろ女性には向いていると思いますが」
    「やはりどうしても、広く皆さんの役に立つものでないと…」
    「でもやるとなれば自分達のお金で出来ないのは、みんな一緒です」
    「予算に絡む話なので、検討してまたご連絡します」
    「人権にも絡む話だと思いますよ、そんな検討だと」

    うっかり横から会話に加わったりしたら、大変なことになりそうです。

しんぶんや


    久しぶりに会った二人のようですが・・・

    「仕事、変わったんだって?」
    「うん、ちょっとね」
    「忙しいの?」
    「新分野だから」
    「へぇ〜、新聞屋」
    「時代の先端だよ」
    「んぢゃ、朝とか早いんだ」
    「いつもじゃないけどね」
    「何人くらいでやってんの?」
    「今のところ、一人だよ」
    「お天気次第で、大変だろう」
    「お天気よりも、景気だよ」

    どうしてこういう話が成り立つのでしょうか。

だいじ


    栃木県だけで通用する話だと思いますが・・・

    「ということで、新システム側の準備は出来ています」
    「移行作業は、ダイジだよね?」
    「はい、大事です」

    ところが実際には移行作業でトラブルが起き・・・
    「あんた、移行はダイジだと言ったよね!」
    「ぇ、ぇぇ…」

    お客様は事前に「移行は大丈夫だよね?」と聞いたのです。
    しかし、東京から来ていたエンジニアは、「はい、大切です」と答えたのでした。

たいしゃ


    ひとりで残っていると、時々こういう電話が・・・

    「ナニナニさん、いらっしゃいますか」
    「申し訳ございません、退社しました」
    「えっ! もう辞めちゃったの?」
    「ぃ、ぃゃ、今日はもう帰りました」
    「なんだ、それなら帰宅しましたって言ってよ」
    「ぃ、ぃゃ、帰宅したかどうかまではちょっと…」

    立場上の発言は難しいです。

だいたい


    トラブル対応で切羽詰ってくると、よく・・・

    「何か代わりの案はないのか」
    「現状ではこれしかありません」
    「ざっくりと、大体の案という感じで」
    「代替の案となると、やはりそれなりの準備が必要です」
    「大体でいいんだ、だいたいで」
    「代替でいいと言っても、まず本番系を止めるのが先です」

    気持ちはわかりますけど。

ていそく


    研究室に新しい機械が入ったのですが・・・

    「起動直後は厳密には安定していないから」
    「少し待ったほうがいいんですね」
    「30秒ぐらいで定速回転になるらしい」
    「はぁ、低速に」
    「・・・」
    「・・・」
    「もう、そろそろかな」
    「でもまだ、あまり変わらないような気が…」
    「安定してきたんじゃないの」
    「まだ高速のままのような音ですけど」

    運転免許の学科試験に「書き取り」は必要です。

テーブル


    開発系のかたにはわかると思いますが・・・

    「先輩、テーブルが異常ですって出てるんですけど」
    「それだけ?」
    「はい。どうすればいいんですか」
    「まずデータの扱いを見直すんだな」
    「でも、テーブルが異常だって出てますよ」
    「いいから、最初から見直せよ」
    「この前の地震でズレちゃったんでしょうか」

    聞いていた部長がイスからずっこけ落ちました。

ひとつめ


    田舎道の途中で分からなくなって・・・

    「すみません、役場へ行くのはこの道でいいんでしょうか」
    「ダイジだ」
    「ありがとうございます」
    「ず〜っと行って、ひとつめの信号を左だ」
    「ひとつめですね」
    「ひとつめだ、間違えんなよ」
    「はい、ひとつめの信号」

    ところが、ひとつめの信号を左折すると、隣町に入ってしまいました。ひとつめは「最初の」信号ではなく、幾つか先の「一ツ目」(単眼点滅)の信号でした。

ふたつ


    システム監査で、あやしげなメール送信の跡が判明し・・・

    「現時点までの追跡調査の結果ですが」
    「どうだった」
    「問題のメールは不達です」
    「二つ?」
    「宛先アドレスエラーで、最後まで届いていません」
    「もう一つは?」
    「理由はたぶんそれだけです」
    「本当に二つか?」
    「間違いありません」
    「どうして二つと言い切れるんだ」
    「送信先エラーがログに残っています」
    「二つともか?」

    これは身に覚えがあります。

ふつう


    ある日、ネットワークの調子が・・・

    「おぃ、どうなってんだ。センター回線が切れてるらしいぞ」
    「いや、バックアップ回線が切れてるみたいです」
    「センター回線は?」
    「状況に変わりありません。普通です」
    「不通だと?」
    「はい」
    「何してんだ、早くなんとかしろ」

    その後の状況は不明です。

ほういがく


    どう見ても初対面らしい二人でしたが・・・

    「ご専門はどういう方面で」
    「じつは、法医学なんです」
    「ほ、方位学ですか」
    「人それぞれいろんな死因がありまして」
    「人生のシーンごとに違うんでしょうね」
    「やりきれない思いのこともありますけど」
    「定めとして伝えなくてはならないことは伝える、と」
    「そうなんです」

    どちらにいつ頃お世話になるか、です。

ぼんさい


    一杯呑み屋で近くの席から聞こえてきた話ですが・・・

    「なんか今のやつら見てると…」
    「あぁ、あいつらね」
    「盆栽だなぁ、って思うんだよ」
    「たしかにみんな、凡才だね」
    「チマチマとまとまって…」
    「規格外れのものがないね」
    「どれもみな似たり寄ったりで…」
    「なにか一つ、これはすごいというのがあればね」

    この話はかなり続いていました。

やくいん


    お客様に提出するトラブル報告書で・・・

    「どこに押してんだよ、ここはおまえのハンコじゃないよ」
    「すみません、初めてなんで」
    「そのうち たくさん書くようになるよ」
    「は?」
    「ぃゃ、ぃぃょ。それより、ここは役印」
    「役員ですか!」
    「そういうもんなの、常識」
    「でも専務はいつもいないし…」
    「いいよ、部長で」
    「でも役員だったら…」
    「いいんだよ、部長で」

    なにが部長でいいんだ、と部長が帰って来ました。



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